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歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
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歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

1980年、デトロイトでブラックミュージックを由来とするハウスミュージックから派生したテクノ。

その後アンダーグラウンドのシーンを盛り上げ、人気は世界中へと飛び火し、今では巨大なテクノフェスティバルなども世界中で見かけることができます。

テクノ・ポップと混同されがちですが、この記事ではより純粋なルーツを辿りました。

数ある名盤の中から、思い出深いアルバムをピックアップ。

根強い人気を誇る良策を織り交ぜてリストアップしています。

テクノ初心者の方はぜひチェックしてみてくださいね。

もくじ

歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

Techno CityJuan Atkins

デトロイトテクノの父として知られるアトキンスさんは、1980年代初頭から音楽シーンに革命をもたらしました。

特に、1985年に立ち上げた自分のレーベルMetroplex Recordsからリリースした『No UFO’s』は、テクノ音楽における彼の革新性を世界に知らしめました。

アトキンスさんが生み出す音楽は、シンセサイザーやドラムマシンの画期的な使用により、独自のサウンドスケープを創造。

音楽性だけでなく、彼のテクニカルなスキルも高く評価されています。

世界中で高い人気を誇り、特にヨーロッパでは絶大な支持を受けるアトキンスさんの貢献は、2018年にデトロイト音楽賞でのインターナショナル・アンバサダー賞受賞や、デトロイト歴史博物館のレジェンド・プラザへの名前刻印といった形でも認められています。

テクノ音楽の進化に欠かせないアトキンスさんの業績は、まさに歴史にその名を刻んでいますね!

RAG MUSIC 編集部

Innovator (Mayday)Derrick May

爽やかなピアノサウンドから始まるデリック・メイの『Innovator(Mayday)』。

デトロイトテクノの牽引者の1人とされています。

伸びやかなストリングスとピアノの絡み方は素晴らしく、それでいてエレクトロのビートを敷いて最終的にはテクノミュージックへと落とし込む技量は圧巻です。

ダークでミステリアスなテクノが苦手な人なら、この曲をぜひ聴いていただきたいと思います。

伊藤祐太

Selected Ambient Works 85-92Aphex Twin

Aphex Twinはイギリスのエレクトロアーティスト兼DJ。

イギリスだけにとどまらず、全世界で認知されているアーティストです。

1曲目の『Xtal』はこのアルバムの全体的な雰囲気を作り上げている曲で、とてもアンビエント。

2曲目、3曲目以降はしっかりとビートが刻まれた曲になっていき、アンビエントとダークなテクノの融合が始まっていきます。

とくに素晴らしいのが7曲目『Heliosphan』で、滑らかなシンセサウンドに軽快なシェイクビートが敷かれていく感じがすごく気持ちいいんです。

伊藤祐太

LandcruisingCarl Craig

こちらはアメリカのテクノアーティスト、カール・クレイグによる名盤『Landcruising』。

柔らかいパッドが浮遊するアンビエントな1曲目『Mind Of A Machine』から始まり、聴き進めるにつれ徐々に近未来的で軽快なビートへと変化していきます。

終始幻想的な雰囲気が続きますが、シンセサイザーのバリエーションが多く飽きることはありません。

一筋縄ではいかない不規則なビートもうまく絡み合い、次の展開がどんどん楽しみになるアルバムです。

伊藤祐太

IIOrbital

1990年代から活動しているイギリスのテクノグループOrbitalの作品『Orbital Orbital 2』。

前半は陽気なサウンドが続きます。

中盤はミステリアスでオーソドックスなテクノサウンドに落ち着き、終盤に向け女性ボーカルなども入り、ビートもシェイクのビートへと変化していくことで華やかな雰囲気になっていきます。

伊藤祐太

BCDBasic Channel

テクノといえばドイツ。

そのドイツで1993年に結成されたレーベルBasic Channel。

Basic Channelからリリースされた『BCD』は、ドイツらしい硬質さとミステリアスさ、深いベースとリバーブの残響からわきあがる独特な浮遊感。

完璧に洗礼されたテクノミュージックです。

シンプルで音数が少ないメロディーでも踊れる孤高のダブテクノ、ぜひ聴いてみてください。

伊藤祐太

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